投稿

4月, 2015の投稿を表示しています

4/17-19, 2015 石垣島旅行

イメージ
石垣島旅行 2015年4月17日-19日で石垣島に行って来ました。19日は那覇を少し観光しました。

書評 小林雅一(2015). 『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』, 講談社現代新書

小林雅一(2015). 『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』, 講談社現代新書



筆者の主観が少ない。資料を寄せ集めて整理した印象。人工知能のこれまでの歴史、現在の各国、各企業での取り組み、研究成果についての概説だ。人工知能を手っ取り早く知るにはいい本だ。これでビジネス・チャンスが見つかるという本ではない。

人工知能の優れた技術、例えば、自動運転技術や折りたたまれた洋服とくしゃくしゃの洋服が同じものだと見分けるパターン認識など、新しいテクノロジーは、そのメカニズムを知ってしまうと、それまでそこにあった神秘性は消え失せて、単なる機械じゃないかと思う。テクニウムという本を思い出した。まだ読んでないが、そういったことが書いてあるらしいので、借りてきた。先ほどこれは人間も同じことかもしれない。脳科学が進めば、自由意志が何かも解明され、人間も自然現象の一部、解明されるべきもので神秘性はそこにないと思う人もいるだろう。

感想は、この業界は今後急成長し、何が起こるのかも予想つかない。とてもおもしろい。素粒子物理学の分野から人工知能研究にチェンジする人も多いと書いてあった。素粒子物理学では、最近はめぼしい成果が出ず、行き詰まっている雰囲気があるからだ。素粒子物理をやっている自分も、この分野から人工知能研究にシフトする気持ちはよくわかる。

人は神の領域に昇華している。神は神に似せて人を作り出した。人も人に似せてロボットを作る。

CHEP2015 in OIST, Okinawa Conference on Computing in High Energy and Nuclear Physics (沖縄)

イメージ
Conference on Computing in High Energy and Nuclear Physics (CHEP)の報告
お手伝いとして参加してきました。主にCERNでの研究に携わる方による計算化学の国際カンファレンスです。沖縄科学技術大学院大学で行われました。昨年はアムステルダムだったそうです。印象に残ったことをいくつか。 セッションはビッグデータ技術が多かった キーワード: Hadoop/MapReduce/Spark/Kibana/GraphiteOpen Compute Project/GPGPU/HTConder/GridPP
皆さんの話は専門的で一部少しわかる程度でした。少し印象に残っているものは
・データセンターをブダペストとジュネーヴに置いた場合、ジュネーヴの方がよかった。なぜか ・100Gbps infinibandを使ったら80までしか出なかった ・テクノロジー犯罪集団によるアタックや侵入から研究所を守るための技術 ・YottaByteのデータ管理。保存場所。簡単に取り出す方法。リアルタイム可視化、異常アラート検知。データがいつ、誰が、何のために取得したかのラベルを貼り付ける明瞭にする技術開発
我々が扱うデータは今後、YottaByte(10^21), BrontoByte(10^24),GeopByte(10^27)スケールまで拡大する。それらのデータの効率的な運用技術は大事だ。今回のカンファレンスとは関係なかったが、機械学習や人工知能の研究が進むにつれ、ますますデータは重要になる。トレーニングデータの容易な入手が可能になるだろう。

外人はフレンドリーであたたかい
海外旅行でよく思うことですが、外国の方は目が合うとニコっと笑う。ものを落としたのを見ても「おやおや、だいじょうぶか」と言いたげな顔でニコッと笑う。講演中に携帯が鳴って「あらあら」といった様子でニコッと笑う。人にぶつかっても「すみません大丈夫ですか」と聞きながらニコッと笑う。余裕を感じる。
カンファレンスの食事会で話したイタリア人にそのことを話した。「それは国民性だ。イタリア人は陽気で目が合うとニコニコするけど、ドイツ人は肩をすくめてムスムスしてるよ。傾向としてね」と話していた。
英語が弱いと疎外感すらある リスニングとスピーキングの能力の著しい欠如を実感した。数年前…

書評: エリック・シュミット(著), ジョナサン・ローゼンバーグ(著)『How Google Works ― 私たちの働き方とマネジメント』 みすず書房

イメージ
書評: エリック・シュミット(著), ジョナサン・ローゼンバーグ(著), アラン・イーグル(著), ラリー・ペイジ(序文), 土方奈美(訳)(2014/10) 『How Google Works ― 私たちの働き方とマネジメント』 みすず書房

大変意義深い本であったので、メモしながら、自分の意見もまじえて書評を書いた。

CERNの国際ビデオ会議で使うVidyo

イメージ
欧州原子核研究機構CERNでは国際ビデオカンファレンスにvidyoを採用していて、

Vidyo selected by CERN to Connect 20,000 Scientists for Mass Global Collaboration on High-Energy Physics Research and LHC Experiments

自分も毎週の会議で東大や京大やCERNを繋ぐ。ただ、困った点は、よくvidyoのサーバーとの接続が落ちてしまう。今日も10回以上、ログインし直し、1時間経った今は安定し始めた。別の会議では全く問題ないのだけどね。

ビデオ会議はもっとよくなるのだろうな。会議が終わると握手したくなってしまう感じ。もう、「○○さんいますか?」なんて聞くこともなくなるかもしれない。他には、全員に問いかけるときの、
「他に何か発言ある方いませんか?」
というとき。現実なら皆の顔色を伺えるけど、ビデオ会議だと、見えなくて少しやりにくい。この間も、もっと改善されるのだろうな。顔認証で感情を読み取るのかもしれない。