富士山に登りました

到達しないと知らない景色がある.









アシュクロフトによる「人間はどこまで耐えられるのか」で高所や高山病について関心が高まりました.また,南谷真鈴という学生がアドベンチャーズ・グランドスラムを達成した記者会見をみて感激しました.私は,富士登山を決意しました.

持ち物や費用は下に書きました. 登り5時間,下り90分でした.



 夜七時の五合目です.バスはここを発着します.

 
 吉田口の登山道を登った.森の中で迷子になったかと思った.迷子の三人組と遭遇して,一緒に登りました.

 六合目あたりが森林限界で,樹木が見られなくなりました.固まった溶岩を登りました.歩くというより,文字通り登っていました.

七合目で杖を買ってみました.この先,標高が高くなると,酸素が薄くなり,バランス崩してフラフラすることもあったので,杖は実用的でした.

七合目あたりから,酸素缶で酸素を補給する人の姿がよく目に入るようになりました.実際,高山病になって青白くなり,宿で休み,早朝に登山を再開したという人の話も聞きました.





登っていると体は熱かったので,ヒートテックにロングTシャツだけで足りました.下はジーンズを履いていました.


九合目の鳥居です.コインが挿されていました.


山頂です

日本一高い自動販売機は400円.

 朝三時から山頂の食堂が開きました.あまりにも寒かったので,暖を取るために入りました.



 御来光を待つ人たち.日の出の時間は4時半ごろでした.

御来光は,雲が厚く,よく見えませんでした.





 酸素缶を一度も使わず登頂しました.意外と山頂でもインターネットがつながりました.


 5時半ごろ,下山開始しました.下山には下山のためのコースがあります.登ったときと同じく,吉田口の五合目を目指しました.



 百円のサングラスが役に立ちました.
 せっかくなので,走って下山しました.ゆっくり歩いて膝を痛めるより,いっそ走った方が膝にもよさそうでした.

雲海が美しかった. 雲間から龍が出現してもおかしくない壮麗さを湛えていました.




 高山植物.
 関東ローム層.より細かく言うと,古富士泥流と呼ばれる地層.


通常4時間かけて降りるところを,90分で下山しました.エクストリーム富士マラソンでした.

気圧が大きくなり,ペットボトルがつぶれていました.後ろにある杖は,不要になったので,これから登る人に声かけて譲りました.

スケジュール

7月28日(金),16:45に新宿からバスに乗り,19時ごろに富士五合目に到着.夜間登山して24時半に山頂到着.朝まで野宿
7月29日(土),朝日を見て,90分かけて五合目まで下山.五合目をバスで10時に出発し,12時過ぎに新宿に到着.

費用

新宿-五合目の往復のバス: 2700 * 2円
杖(七合目で購入): 1300円
山頂の牛丼: 1000円
ヘッドライト: 2700円
トレッキング・シューズ 3800円
合計: 14,200円


バスは,出発当日の昼に予約しました.乗るときには満席になっていました.私が富士登山したときは,台風が近づいていたので混雑していなかったかもしれません. あらかじめ予約しておく方がよいです.

持ち物

ヘッドライト (ドンキ・ホーテで3000円ほどで購入.200ルーメン)
グローブ
野宿のためのダッフルコート
トレッキングシューズ


夜間登山はヘッドライト必要です.また,山頂の夜中はおそらく5度ほど,寒いときは氷点下にもなります.野宿する場合は,グローブやコートなどして対策してください.1000ルーメンぐらいあった方がよいかもしれません.ライトがないと真っ暗闇で,200ルーメンでは照らしきれず,ルートがどこか見失うこともありました.

シューズは出発前日にamazonで購入し,当日,受け取りました.このシューズは富士登山に何の問題もありませんでした.トレッキングシューズは購入したほうがよいです.スニーカーで登るつもりの人は,そのスニーカーがボロボロになることを覚悟してください.また,クッション性が悪い靴は,特に下山の際,膝を痛めるかもしれません.オシャレは足元から.私はブラウンを選びました.

トイレは多いです.多くの山小屋に隣接されています.五合目から山頂にかけて,利用に関する寄付金は,100円から300円という具合に標高とともに上がりました.



また,私が高所に興味を抱くきっかけになったアシュクロフトの本はおもしろいので,おすすめです.多くの事例と生理学にもとづいて書かれた本です.スペイン艦隊が南米の高山を支配しようとしたとき,住民は高所に逃げたのですが,スペイン艦隊は高山病が多発して進めなかったという記述もありました.ほか,深海や,暑い地域の生活や文化なども載っており,大変興味深いです.

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